オウンドメディアのKPIは、事業の目標へ向かう途中の進捗を確かめる指標です。問い合わせを増やしたいなら、検索流入だけでなく、サービスへの移動や問い合わせ、その後の商談まで分けて確認します。何を重視するかは、メディアの目的・運用状態・計測できる範囲によって変わります。

記事数やPVが増えていても、次に何を改善すべきか分からない場合は、指標の数を増やす前に、その指標で決めたい行動を明確にしましょう。担当者が同じ定義で数字を読み、改善する場所と担当を決められる状態が重要です。

この記事では、法人の問い合わせ獲得を共通例に、目的別の指標選び、目標の逆算、集計条件をそろえる定義票、定例報告から改善へ進める方法を説明します。すでに運用しているメディアも、現在の目的とデータに合わせて設計し直せます。

目的に合わせてオウンドメディアのKGIとKPIを分ける

事業の目標から途中の指標を選び、読者の行動を目標の評価へ戻す関係。

最終成果と途中の進捗を別々に置く

KGIは最終的に達成したい成果を評価する指標、KPIはそこに至る重要な過程を評価する指標です。たとえば事業全体のKGIを受注件数とする場合、オウンドメディアが担う役割として、対象企業からの問い合わせや商談の創出を位置づけられます。その途中に、対象テーマでの検索流入やサービスページへの移動があります。

問い合わせ数をメディアのKGIにするか、受注へつなぐKPIにするかは、管理する範囲によります。用語の分類だけに時間をかけず、誰がどこまで責任を持つ目標なのかを決めましょう。営業の対応や商談の進み方にも影響される受注を、記事担当者だけの責任にすると、改善できる範囲と評価がずれてしまいます。

成果につながるために必要な状態も言葉にします。法人向けサービスなら、「検討対象となる企業の担当者に届く」「自社に依頼できることが伝わる」といった状態です。こうした重要成功要因を考えると、閲覧数以外に何を観測すべきかが見えてきます。

目的によって見る指標を変える

リード獲得、認知、採用、顧客支援では、読者に期待する行動が異なります。複数の目的を持つ場合も、記事群ごとの主目的を決め、それぞれに合う成果と途中の指標を対応させます。

目的別のKGIとKPIの例

目的最終成果の例途中で見る指標
リード獲得対象企業との商談サービスへの移動、問い合わせ、適格リード
認知対象層の認知の広がり対象テーマの検索表示、指名検索、認知調査の回答
採用募集条件に合う人の応募採用情報への移動、応募につながった記事接点
顧客支援利用者の疑問の解決解決できたかの回答、再問い合わせの状況

認知を目的とする場合、PVが増えたことだけで、狙った相手に会社が知られたとは判断できません。顧客支援でも、滞在時間が長い理由は、丁寧に読んでいるためか、答えを見つけられないためかを分ける必要があります。行動データに、調査や顧客の回答を組み合わせて評価します。

たとえば記事閲覧が増えても問い合わせが増えていないなら、対象読者が集まっているか、記事で解決した疑問とサービスの案内がつながっているかを確かめます。記事数やPVの達成と、事業成果の達成を分けて見ることで、制作量を増やす以外の選択肢を持てます。

検索・読了・行動・商談を分けて指標を選ぶ

検索、記事の閲覧、サービスへの移動、問い合わせを別の段階として観測する。

検索で見つかること、記事を閲覧すること、相談することは別の段階です。段階ごとに数字を分けると、露出が足りないのか、読者の疑問に答えられていないのか、次の行動への案内に課題があるのかを検討できます。すべてを主要KPIにする必要はなく、成果と改善判断に関わるものを優先します。

検索から商談までの指標と確認条件

段階指標と意味集計元・確認条件
検索表示表示回数、平均掲載順位Search Console。対象クエリ・ページ・国・デバイスをそろえる
クリッククリック数、CTRSearch Console。CTRはクリック数÷表示回数
自然検索流入自然検索からの訪問GA4等。ユーザーかセッションかを明記する
閲覧行動閲覧回数、スクロール等GA4等。観測した行動と発生条件を確認する
サービスへの移動対象ページへ進んだ数・割合計測方法、対象記事、遷移先、分母を定義する
問い合わせ受付が確認できた問い合わせ受付記録。テスト・重複等の扱いを決める
適格リード合意した対象条件に合う見込み客営業と対象条件・判定根拠をそろえる
商談定義した条件で成立した商談営業記録。対象者と判定日を照合する

PV・ユーザー・セッション・イベントを混ぜない

PVはページの閲覧回数、ユーザーは利用者を捉える単位、セッションは一連の訪問を捉える単位です。イベント回数は、指定した操作や状態が記録された回数を表します。同じ人が何度も訪問したり、同じリンクを繰り返し押したりするため、それぞれの数字は同じ意味になりません。

「自然検索流入が増えた」と報告する場合も、自然検索から始まったセッションなのか、ユーザーなのかを明記します。Search Consoleの検索クリックと、サイト内で計測した訪問も、集計する仕組みや範囲が異なります。差があることだけで異常と決めず、同じツール内で条件をそろえて変化を読みます。

読了の目安と理解を区別する

GA4のscrollは、ページの深い位置が初めて表示されたことを記録するイベントです。公式の説明では、垂直方向に90%の深さまで表示されたときなどが示されています。これは内容を理解したことの直接証明ではありません。必要な箇所だけを読んで疑問が解決する記事もあるため、スクロールが少ないという理由だけで品質を判定しないようにします。

file_downloadは、対象となる種類のファイルへ移動するリンクのクリックを記録します。資料を最後まで閲覧した人数とは分けて扱います。form_submitもフォーム送信のイベントであり、受付システムで正常に受理されたことは受付記録と照合します。イベントの発生と、読者の理解・受付成功を同一視しないことが大切です。

また、自動収集の離脱クリックは現在のドメインから移動するリンクが対象です。同一ドメイン内の記事からサービスページへのクリックをすべて自動で測れると考えず、自社で有効な計測方法を確かめて定義します。イベントの発生条件はGoogle アナリティクス公式のイベント説明で確認できます。

Search ConsoleのCTRや平均掲載順位を見る際は、対象クエリ・ページ・国・デバイス・期間をそろえます。全体の平均だけでは、流入の多いテーマが変わった影響を受けるためです。指標の定義と集計方法はSearch Console公式の検索パフォーマンス説明に対応しています。

適格リードは、営業と合意した対象条件に合う見込み客です。たとえば対応する事業領域や相談内容との適合を確認します。問い合わせの総数と適格リード数を分けると、件数を増やす施策が商談につながっているかを評価しやすくなります。

運用段階と制作体制に合う目標を決める

記事制作を継続する基盤から、届き方と接点の質を評価する運用へつなげる。

運用初期は継続制作と計測の基盤、検索接点が増えた後は読者の行動、問い合わせが蓄積した後は接点の質へと、評価の重点を移していきます。ただし、運用年数だけで区切りません。既存記事が多くても計測が整っていない場合や、新しいテーマだけ露出が少ない場合があるためです。

現在の状態から優先指標を選ぶ

現在の状態優先する指標次に確認する条件
制作基盤を整える段階公開まで進んだ記事数、確認待ちの状況企画・執筆・確認・公開の担当と工数が確保できるか
検索接点を増やす段階対象テーマの表示・クリック・自然検索流入想定読者の検索に届き、次の行動が生まれているか
接点の質を高める段階問い合わせ、適格リード、商談への接続営業の判定条件と対応能力がそろっているか

公開本数は制作能力とセットで決める

公開本数は制作の進捗管理に役立ちます。ただし、本数だけを増やすと、専門確認や図表の準備が追いつかず、公開が止まることがあります。企画、執筆、確認、入稿のどこに時間がかかっているかを確認し、実際に完成まで進められる量を目標にします。

たとえば原稿の執筆は順調でも専門確認で止まっている場合は、執筆依頼を増やすより、確認担当、依頼時に添える資料、確認期限を整えることが先です。確認が必要な主張を原稿内で示し、担当者が回答すべき箇所を絞れば、公開までの停滞を減らすための改善に着手できます。

一方、制作体制が安定しているのに対象検索への露出が少ないなら、テーマの需要、記事が答える疑問、公開後の検索状況へ確認の重点を移します。今の制約を動かせる指標を優先すると、数値目標と実際の仕事を結びつけられます。

目標を実行可能性と期限で点検する

目標は、具体的か、測定できるか、実行可能か、事業目的に関係するか、期限があるかで点検します。「流入を増やす」だけでは担当者ごとに解釈が変わるため、対象記事群、集計期間、指標、目標値、確認日を合わせて記載します。

目標値の根拠には、自社の過去データや現在の処理能力を使います。新規メディアでデータが少ない場合は、まず計測と制作の状態を整え、観測結果から目標の前提を更新します。検索需要や営業の受入能力も確認し、必要な成果に対して制作量だけが大きすぎる計画になっていないかを見直しましょう。

KPIツリーと定義票で目標値の前提をそろえる

同じ月の流入者を同月末まで重複除外した人単位で追う記入例。商談10人を商談化率25%で割ると問い合わせ40人、40人を問い合わせ率2%で割ると訪問2,000人となる。

KPIツリーは、最終成果を構成する要素へ分け、途中で必要となる数を整理するものです。「目標÷次の段階へ進む率」で逆算すると、必要な問い合わせや訪問の規模を検討できます。計算する前に、対象者、期間、単位がつながることを確かめましょう。

同じ対象集団を人単位で追う計算例

たとえば、対象月にオウンドメディアへ流入した人を同月末まで追い、各段階で重複を除いた人単位で評価する場合を考えます。その集団から商談に進む目標を10人、問い合わせた人のうち商談に進む割合を25%と置くなら、必要な問い合わせは10人÷25%=40人です。

さらに、訪問した人のうち問い合わせる割合を2%と置くと、必要な訪問は40人÷2%=2,000人となります。商談化率の分母は問い合わせた40人、問い合わせ率の分母は訪問した2,000人です。いずれも同じ対象集団の中で、問い合わせと商談を照合できることが前提です。

目標から逆算する記入例

求めるもの計算率の分母
必要な問い合わせ商談10人÷25%=40人問い合わせた人
必要な訪問問い合わせ40人÷2%=2,000人対象月に訪問した人
対象と期間対象月の流入者を同月末まで追う各段階で重複を除いた人単位

流入した月と商談が生まれる月がずれる場合は、その月の流入者を追う評価と、その月に発生した商談数の集計を分けます。過去に流入した人の商談を、今月の訪問者だけで割ると、同じ集団の進み方を表す率にはなりません。

人単位で照合できない場合も、訪問セッションと受付件数を無理につないで同じツリーにしないようにします。接続できる部分と、別の記録で評価する部分を分け、まず比較可能な定義を作ります。

KPI定義票に集計条件を残す

指標名だけでなく、対象・期間・単位・分母までそろえると、担当者が変わっても同じ条件で集計できます。以下は問い合わせ率を人単位で管理する場合の記入例です。

問い合わせ率のKPI定義票

定義項目記入例
対象対象月にオウンドメディアへ流入した人
期間対象月の初日から月末までの流入と、同月末までの行動
単位人。各段階で同じ人の重複を除く
分子と分母分子は対象集団内の問い合わせ人数、分母は対象集団の訪問人数
重複除外同じ人の複数回の問い合わせは期間内で1人として扱う
集計元照合可能な訪問データと問い合わせ受付記録。使用項目と照合方法を記載
責任者分析担当が集計し、受付担当が有効な問い合わせを確認
確認周期月次定例で確認し、データがそろった日も記録

定義を変えた場合は、変更日と過去データを比較できる範囲を残します。たとえば重複を除く方式へ変更したなら、件数の減少を施策悪化と取り違えないよう、変更前後を分けて表示します。

逆算で必要となった訪問数は、自社の流入実績、対象テーマの需要、制作能力と照合します。必要数が現状から大きく離れる場合は、目標、施策、体制のどこを変えるか検討します。計算が成立しても、記事の追加で想定した率がそのまま実現するとは限りません。率の前提も継続して検証します。

定例報告を改善の判断と担当の行動につなげる

観測から仮説と追加確認へ進む定例報告の記入例。根拠がそろえば編集担当へ導線の修正票を次回定例までに渡し、不足なら分析担当が追加確認して再判断する。

定例報告では、現在の運用段階、目標と実績の差、考えられる仮説、次に確かめること、担当と期限をセットにします。週次で作業の停滞を確認し、月次で成果を見るなど、施策とデータの蓄積速度に合う周期を決めます。数字が少ないのに細かい周期で成果を断定すると、変動に振り回されやすくなります。

観測と仮説を分けて修正票へ落とす

たとえば記事閲覧は増えているのに、サービスへの移動が伸びていない場合を考えます。「導線が悪い」とすぐ決めず、計測が有効か、記事が集めている読者とサービスの対象が合うか、案内が読者の疑問に対応しているかを確認します。

根拠がそろったら、編集担当へ渡す修正票に、対象記事、変更理由、修正箇所、評価条件を記載します。根拠が足りない場合は、分析担当が何を確認すれば再判断できるかを残します。対応する場合も保留する場合も、次の担当と確認条件を決めることが、報告を改善へ変える要点です。

定例報告から改善へ渡す記入例

受渡し項目記入例
観測対象記事群の閲覧が増えたが、サービスへの移動は増えていない
仮説記事で解決する疑問と、現在の案内先が合っていない可能性
追加確認計測の有効性、流入クエリ、案内文・位置・遷移先との一致
対応根拠がそろえば、対象記事・変更理由・修正箇所・評価条件を修正票に記載
担当・期限編集担当へ導線の修正票を次回定例までに渡す
保留計測根拠が不足する場合は分析担当が追加確認し、確認後に再判断
次回評価修正日を記録し、同じ対象・期間の長さ・集計定義で変化を照合

営業へは、獲得元、相談内容、対象条件に合うと判断した根拠を渡します。問い合わせをすべて同じ質のリードとして扱うと、件数の増加と営業負荷だけが先行することがあります。対象外と判断した理由も蓄積すれば、記事の対象読者や案内内容を見直す材料になります。

改善後は、サービスへの移動だけでなく、その先の問い合わせや適合の状況も確認します。案内を強めて移動が増えても、読者の期待とサービスが合わなければ、目的に沿った改善とはいえません。変更履歴を残し、同時に多くの箇所を変えて影響を判別できなくなることも避けましょう。

社内判断と外部へ依頼する制作作業を整理する

目標や成果の判断は事業の事情と結びつきます。一方、必要なテーマが決まっていても、企画や記事制作を進める人手が足りず改善が止まることがあります。どの判断を社内に残し、どの作業を支援に委ねるかを整理すると、相談内容が具体的になります。

改善を進める役割の分担例

役割決めること・進める作業
事業・マーケティング責任者目的、目標、予算、優先順位、継続・見直しの判断
分析・受付担当計測定義、集計、受付記録との照合、不足データの確認
営業担当適格条件、商談の定義、相談内容への適合評価
編集・制作担当記事企画、執筆、専門確認、修正内容の反映
外部制作支援契約した範囲のキーワード分析・選定、記事企画・制作

キーワード分析・選定や記事制作を進める体制を整えたい場合は、必要な作業を支援内容と照合しましょう。社内で決めた目的、対象読者、改善したい指標、専門確認の担当を整理しておくと、依頼する制作作業を具体化できます。以下のトミラの支援内容と基本資料から、任せたい範囲を検討できます。

トミラ コンテンツ/記事制作

トミラ コンテンツ/記事制作

株式会社トミラが提供するコンテンツ/記事制作サービスです。トミラのSEOライティングサービスは、Googleのアルゴリズムを熟知したSEOのプロフェッショナルが執筆するため、タイトルやタグの最適化や内部リンクを意識すると同時に、ユーザーが読みやすい内容や構成の記事を提供します。
また、記事制作だけでなく、キーワード分析・選定やターゲット・ペルソナの設定などもサポートするため、どんな記事で書けば、検索上位表示され自然流入数が増えるかわからない方でも、安心して依頼できます。
さらに、SEO対策全体のコンサルティングや運用代行サービスも提供しているため、SEOをまるっと任せることが可能になっています。

項目内容

サービス名

トミラ コンテンツ/記事制作

会社名

株式会社トミラ / Tomira.Inc

住所

東京都港区北青山2丁目12-8 BIZ SMART235

事業内容

・AI事業
・マーケティング事業
・セキュリティ事業

KPIが伸びないときに計測と施策を切り分ける

計測を確認し、不明・不足なら追加確認と判断保留へ進む。確認済みなら検索・記事、サービス導線、問い合わせ適合を個別に点検し、継続・修正・保留の条件を記録する。

KPIが伸びないときは、まず計測できているかを確認し、その後に検索での届き方、記事内容、サービスへの導線、問い合わせの適合を点検します。データがないことと、成果が発生していないことを分けるのが出発点です。

取得失敗・未計測・実測0・少数データを区別する

未計測や取得失敗を、成果ゼロへ置き換えないようにします。また、少数データは観測値を残したうえで、施策を評価するのに十分かを別に判断します。数件の変化で率が大きく動く場合は、分子と分母を併記し、率だけで良し悪しを決めないことが重要です。

データの状態による判断の分け方

確認する状態次の確認・対応判断
取得失敗取得処理、対象期間、アクセス状況を確認値は未取得として扱う
未計測対象行動の計測設定と発生条件を確認施策の成果判定を保留
実測0計測が有効で、対象範囲に発生がなかったか確認確認した範囲の0として原因を点検
少数データ件数と分母を残し、期間や対象を検討観測値を維持し、評価の可否を別に判断

Search Consoleでは、「~」や「-」のようにデータが存在しない、または数値ではない表示が、エクスポートしたデータでは0になる場合があります。出力値だけで成果ゼロと判断せず、元の表示とデータの状態を確認しましょう。集計ファイルにも欠損と実測0を分ける欄を設けると、定例報告での誤読を防ぎやすくなります。

計測を確かめてから改善箇所を選ぶ

検索表示が少ない場合は、対象テーマの需要や検索への露出を確認します。表示はあるのにクリックが少ない場合は、クエリ別の表示条件とタイトルが読者の疑問に合うかを確かめます。全体のCTRが下がっていても、新たな検索語で表示され始めた影響かもしれないため、変化だけで原因を確定しないようにします。

閲覧後の行動が少ない場合は、本文が必要な疑問に答えているか、案内先がその続きを満たすかを確認します。問い合わせがあっても商談に進まない場合は、対象読者、相談内容、営業の受入条件、評価までの時間を点検します。

症状ごとの確認優先度

症状優先する確認次に検討する対応
検索表示が少ない優先:計測・公開状態、テーマと検索需要必要な回答範囲と検索への届き方を見直す
表示に対してクリックが少ない優先:クエリ・掲載条件・タイトルの適合読者の疑問と掲載内容が伝わる表現を検討
閲覧後の移動が少ない優先:導線の計測、本文と案内先の一致根拠がそろえば案内文・位置・遷移先を修正
問い合わせが商談へ進まない優先:対象条件、相談内容、判定までの時間記事の対象読者と営業への受渡しを見直す

継続する場合は、何が順調で次に何を観測するかを記録します。修正する場合は、変更理由と評価条件、担当、期限を残します。判断を保留する場合も、不足している情報と次回評価日を決めます。保留を放置にしないことが、少数データの段階でも運用を前へ進める方法です。

停止や方針転換の条件は、自社の投資可能期間、担当体制、成果までに必要な時間を踏まえて決めます。短期の順位変動だけでやめたり、成果との接続を確認せず制作だけを続けたりしないよう、目的と現状へ戻って判断しましょう。

オウンドメディアのKPI設計では、目的、指標の定義、目標値の前提、担当者の行動をそろえることが重要です。まずは現在の主要指標について、何を数え、どの判断に使うかを書き出してください。制作体制に課題がある場合は、対象記事群と改善したい点を整理して相談すると、必要な支援範囲を話し合いやすくなります。

キーワード分析・選定や記事制作を進める体制について相談したい方は、コンテンツ・記事制作のお問い合わせフォームから、目的、対象読者、現在の課題をお知らせください。